急成長スタートアップのフェーズに適したマネジメントの型をーー経営者自らが学ぶ「組織の共通言語」とは

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株式会社エンターキー
代表取締役 CEO 山内 修平 様

スタートアップ企業における「急成長」は、喜びであると同時に組織作りにおける大きな壁が立ちはだかるタイミングでもあります。株式会社エンターキー 代表取締役の山内さんも、この壁に直面した一人です。組織が拡大する中でマネジメントの重要性を痛感し、EVeMの導入へと至りました。熱い想いを胸に、山内様が目指す組織の未来、そしてEVeMがもたらした変化についてお話いただきました。

※記事内の数字に関しては(2024年7月時点)のものです

優秀なメンバーが揃っていたからこそ、気づけなかった「負のサイクル」

ーーー導入当時の組織課題について教えていただけますか?

「優秀なメンバーが集まっているから組織作りも大丈夫」  当時の私は、そう自負していました。しかし、現実は違っていたんです。前職は典型的なベンチャー企業で、採用したメンバーのほとんどがマネジメント未経験者でした。体系的な知識や経験を持つ人材は皆無。それでも、目の前の業務をこなすだけで精一杯で、マネジメントの重要性なんて、考えも及ぶ余裕がありませんでした。人が増えれば、自然と組織として形になると思っていましたので、マネジメント経験がないメンバーにも役職を与えてしまっていたんです。そのように組織を作り上げていった結果、役職者が立て続けにメンタルを崩してしまったんです。優秀なメンバーだっただけに、組織への衝撃は大きかったです。

原因を考えていく中で、私たちがこれまで目を背けてきた現実に気づかされました。それは、会社全体として、統一されたマネジメントが存在していなかったということ。各部署、それぞれのマネージャーが、独自のやり方で、手探りでマネジメントを行っていたんです。端的に言うと「マネジメント不在」だったんです。当時の私たちは、ただ闇雲に売上を追いかけることしか考えていませんでした。マネジメントの重要性を理解しないまま、ポジションさえ与えればマネージャーになったメンバーは自分で成長すると、安易に考えていたんです。その結果、役職だけが先行し、ポジションを与えられた人の誰もが疲弊していく…まさに負のスパイラルに陥っていました。

売上至上主義からの脱却。「フェーズ別マネジメント」で組織に一体感を

ーーーEVeMのプログラムを通して、組織にどのような変化がありましたか?

「ベンチャー企業の事業にはフェーズがある」ということ、自分たちの視野の狭さに気づかされました。

当たり前のことですが、当時の私たちには、その視点が完全に欠落していました。組織全体をひとくくりに捉え、事業ごとに成長段階が異なるという現実が見えていなかったんです。当然、フェーズに応じた目標設定やマネージャーの役割分担もできていませんでした。

当時、売上を牽引していた広告事業部のやり方を他の事業部にも当てはめようとしていました。しかし事業には、導入期、成長期、成熟期、衰退期といった異なるフェーズがあり、それぞれに適したマネジメントが必要だという基本を、全く理解していなかったんです。

プログラムを通し、各事業部の部長陣が、自分たちの事業フェーズを客観的に見つめ直し、最適なマネジメント手法を学べたことは、大きな収穫でしたね。早速、「フェーズ別マネジメント」という考え方を社内に導入したことで、それぞれの事業フェーズに最適なマネジメントスタイルを、共通認識として持てるようになりました。

例えば、「これから事業を成長させようとしているフェーズなのに、安定した事業と同じ構造型のマネジメントをしてしまっている」「変革が必要なフェーズなのに、従来のやり方で乗り切ろうとしてしまっている」といった矛盾に、気づくことができるようになったんです。

また、共通認識を持つことで評価面でも、良い効果があります。私たちは部署間で評価を共有してるのですが、役員間でEVeMの共通言語に基づいた評価基準を設けることで、評価のブレを防ぎ、より納得感のある評価制度を構築できると考えています。

ーーー山内さんは前職でもEVeMのプログラムを導入いただいています。今回、改めて導入し、さらにご自身も受講しようと決めた理由について教えて下さい。

前職でEVeMを導入した際は、私はオブザーバー(受講者の管理役)として参加していました。しかし、どこか他人事だったんだと思います。プログラムの内容を深く理解しないまま、組織に浸透させようとしていた自分に、後で気づかされました。

プログラムの内容は、当時組織の課題としていたことに非常に的を射ていたものでした。そして、自分自身が理解していないと組織に浸透させることなんて到底できないとその時に痛感しました。

部長陣だけがEVeMの内容を理解していても、他のメンバーとの共通言語がなければ、絵に描いた餅で終わってしまう。経営陣全体が共通言語としてEVeMの考え方を取り入れることが、組織文化の変革には不可欠だと気づかされたんです。そのため、今回は経営者として自身が受講する形で始めることにしました。

EVeMで学んだことを横展開していくためには、部署や立場を超えた横の繋がりを意識し、連携を取りながら進めていくことが重要だと考えています。

「言語化」によって思考が整理され、自信を持って伝えられるように

ーーー実際にEVeMを受講されてみていかがでしたか?

目から鱗でしたね。今まで体系的にマネジメントを学んだことがなかったのですが、EVeMのプログラムを通して、自分がいかに場当たり的に、感覚値で判断していたかを思い知らされました。頭の中では分かっているつもりでも、いざ説明しようとすると、言葉に詰まってしまう。そんなもどかしさを、何度も経験してきました。EVeMのプログラムを受けることで、これまで曖昧だったマネジメントに関する知識が整理され、自信を持って説明できるようになったと感じています。

ーーーEVeMで学んだことを、どのように組織に活かしていきたいですか?

今はまだ組織規模が小さいので、EVeMで学んだことの全てを実践できているわけではありません。しかし組織が成長し、様々な壁にぶつかった時、必ずEVeMの考え方が羅針盤になると確信しています。まずは学んだ内容を、一人でも多くのメンバーに理解してもらい、共通認識として根付かせていくことが重要だと考えています。幸い、EVeMの資料や動画は非常に分かりやすくまとめられているので、活用しやすいと感じています。

プログラムの中で、「基準」が明確であるという点が、特に参考になっています。マネジメントにおいて、判断基準が曖昧だと、コミュニケーションが複雑化し、組織全体のパフォーマンス低下に繋がってしまうからです。EVeMで学んだことを活かし、シンプルで分かりやすいマネジメントシステムを構築していきたいですね。

ーーーEVeMのプログラムは、どんな人におすすめだと思いますか?

費用対効果は、すぐに数字に表れるものではないかもしれません。しかし、中長期的な視点で見ると、マネジメントを体系的に学べるという点において、EVeMは非常に価値のある投資だと感じています。

EVeMと共に成長し、未来へ向かって

ーーー今後、どのような組織を作っていきたいですか?

まずは現在受講している講座の内容をしっかりと理解し、自分の中に落とし込んだ上で、組織に還元していきたいと考えています。そして、EVeMのサポートを受けながら、共に成長していけるような、そんなパートナーシップを築きたいと思っています。

プログラムが体系的に構築されているため、まずは段階的に組織に導入していきたいと考えています。今回の受講を通して、改めて「マネジメントは学び続けるもの」だと実感しました。第一歩として、私自身が受講することで理解を深め、マネジメント層に展開していく。そしてゆくゆくは、メンバー全員がEVeMの考え方 を共有できる組織を目指したいですね。

山内様、本日は貴重なお話をありがとうございました。
今後のエンターキー様の益々の発展を、心より応援しております。

EVeM HERO INTERVIEW
インタビュイープロフィール

株式会社エンターキー

山内 修平 様
代表取締役 CEO

※上記の役職はインタビュー当時(2024年7月時点)のものです

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▼株式会社エンターキー
https://enter-key.co.jp/