超大手60社が導入する採用ツール「Bloomキャリア登録」の成長を支えたマネジメント改革
株式会社Bloom
代表取締役 平原 俊幸さん
コーポレートチーム マネージャー 小山 絢子さん
日本を代表する大手企業に特化した転職・キャリア採用プロダクト「Bloomキャリア登録」を展開するHRスタートアップ・Bloom。事業の急成長に伴って組織も拡大する中、同社が本格的に取り組んだのがマネジメントの基盤づくりでした。
経営陣から新人マネージャーまで、全員が同じ目線でマネジメントを学び直すことで、「Bloomではどうマネジメントに向き合うか」という新たなスタイルを確立。その変化は、組織の自律性を育み、結果として過去最高水準のプロダクト成長という成果にもつながっていきました。
今回は、代表取締役の平原さんと、コーポレートチームのマネージャー・小山さんに、取り組みの背景と現場で起きた変化について伺いました。
スケールする組織に求められた「マネジメント基盤」

当初の状況を振り返り、課題を語る平原さん
―――当初、どのような課題がありましたか。
平原さん(以下、敬称略):事業や組織が成長するなかで、マネジメントのレベルを高めたいと考えていました。
社員数が15名ほどだった頃は、役割分担はあるものの、明確なマネジメント構造はありませんでした。社員が20名となった24年から4チーム制を導入し、それぞれにマネージャーが存在する体制に切り替えました。
その後メンバーが25人規模まで増え、私自身が全員と密にコミュニケーションを取ることも難しくなるなか、マネージャーが自ら意思を持ってチームを率いる必要性が高まってきました。ただし、当時の多くのマネージャーはマネジメント未経験者。だからこそ、「Bloomらしいマネジメントの拠り所」を構築していく必要があると感じました。
スタートアップらしいスピード感や、フルリモート環境、Webプロダクト企業ならではの特徴にも合った“共通のマネジメント基準”を、組織全体で持てるようにしていきたかったんです。

フルリモート環境下で働くBloomの、社内コミュニケーションの一例
―――マネジメント基盤を整えることが、次の事業成長につながると考えたのはなぜですか?
平原:将来的に数百億円、数千億円といった規模の売上や価値拡大を目指す中で、組織をスケールさせていくにはマネジメントの基盤が欠かせないと感じていました。
前職においても、競合にシェアを取られたサービスを立て直す際、担当役員が大きな課題に設定したのが“ミドルマネージャーの強化”でした。組織として成果を出していくには、現場のマネージャーやリーダーが自律的に力を発揮できる状態をつくることが必要だという考えが根付いていました。
精神論ではなく「型」で学ぶマネジメントとの出会い

平原さんがEVeMを知るきっかけとなった、長村によるnote「ベンチャーマネージャーのマニュアル」
―――マネジメント基盤を作るため、どのような選択肢を検討していましたか。
平原:マネジメント研修の導入を検討していて、いくつかの企業のお話も伺いました。どれもそれぞれにしっかりと設計されたプログラムだったのですが、自分たちの組織のフェーズや課題感と照らし合わせると、なかなかしっくりくるものに出会えずにいました。
そんな時にふと思い出したのが、長村さんのnote『ベンチャーマネージャーのマニュアル』です。初めて読んだ時に「ここまで構造的に整理された知見があるのか」と驚いた記憶が強く残っていて。改めて調べていく中でEVeMにたどり着きました。
―――EVeMのプログラムを選択した決め手を教えてください
平原:最大の決め手は、EVeMのスタンスが精神論ではなく“型”に立脚している点です。
マネジメントに「覚悟」や「情熱」ばかりを求めるのではなく、共通の判断基準や再現性のある行動を学び、実践に落とし込んでいく。その姿勢が、今のBloomにすごく合っていると感じました。
任せることでチームが動き出し、過去最高水準の成果へつながった

Bloomが提供するサービス「Bloomキャリア登録」の利用イメージ
―――受講後の成果についてお聞かせください
平原:過去最高水準のプロダクト成果にもつながる大きな変化がありました。
ある時期、売上が大きく落ち込み、課題のある案件には私自身も前線に出て深く関与していました。ただ、そうすることで私の予定は1日中埋まり、根本的な課題解決を考える時間がほとんど確保できなくなってしまったんです。
このままではいけないと感じたときに、EVeMのプログラムで学んだ「権限委譲」という考え方が頭に浮かびました。思い切ってメンバーに委ねてみたところ、想像以上の成果を出すメンバーが現れ、私が関わらないほうがうまく進むケースさえありました。当時の自分の関わり方が、結果的にメンバーの自律性や成長を妨げていたことに気づかされた瞬間でした。

組織の変化を語る、コーポレートマネージャーの小山さん
小山:メンバー自身がより「自分ごと」として業務に向き合うようになったことで、判断や提案も自発的にできるようになり、その動きが徐々にチーム全体にも広がっていきました。組織全体の雰囲気や実行力にも、明らかな変化が表れてきたと感じています。
平原:実際に、先月には過去最高水準の売上受注を記録しました。ー顧客への価値水準も高まり、現在もこの上昇傾向は続いています。もちろん、市況やクライアントの動きといった外的要因もありますが、それ以上に、メンバー一人ひとりが自律的に動ける状態をつくれたことが、成果につながったのだと思います。
中でも象徴的だったのは、あるメンバーに重要なクライアント領域を任せたケースです。目に見える成果を上げただけでなく、周囲を巻き込みながらリーダーシップを発揮し始め、チーム内に良い連鎖が生まれていきました。数字だけでなく、こうした変化こそが大きな成果だと感じています。
多様なメンバーを支え、全員の才能が花ひらく組織へ

Bloomのクラスを担当したEVeM Management Partnerの滝川 麻衣子
―――EVeMのプログラムはどのような会社におすすめしますか?
平原:組織が20人、30人、100人と拡大していく過程でマネジメントの課題に直面しているスタートアップやベンチャー企業には、特におすすめできると思います。僕自身も受講して感じたのは、急成長フェーズにありがちな「変化の激しさ」や「役割の曖昧さ」に、すごくフィットした内容だったということです。
一方で、扱っているマネジメントの本質は、大企業でも変わらないと感じました。私の前職もスピード感のある組織とは言われていましたが、実態は相当な規模の大企業でした。当時の環境を振り返っても、そうした大企業の組織でも十分導入の価値があると思います。
小山:私自身は、初めてマネジメントに取り組む立場だったのですが、「まずはこの通りやってみよう」と思えるツールや考え方が豊富に提供されていて、すごく助けられました。やっていく中で自分なりにブラッシュアップしていけばいいという前提があるからこそ、最初の一歩を安心して踏み出せた感覚があります。
なので、マネジメント経験が少ない人が多い組織や、現場に任される裁量が大きい環境では特に、すぐに実践に移しやすいプログラムだと思います。

Bloomのビジョンが印象的に伝わる、コーポレートサイトのファーストビュー
―――今後、どのような組織を目指しますか。
平原:私たちが掲げるビジョン「誰でも何度でも、個性を生かして花を咲かせる社会」を実現していくために、まずは自分たちの組織がその体現者でありたいと思っています。
中でも大切にしているのは、「誇れる組織」であること、そして一人ひとりが「成長の実感」と「貢献の実感」を持てる環境をつくること。この3つがそろってはじめて、組織として持続的にチャレンジし続けられると思っています。
また、活躍する社員が増えてきた今だからこそ、活躍のパターンや在り方にも“多様性”を持たせていく必要があると感じています。特定のタイプの人だけが報われるのではなく、いろんな特性や強みを持った人がそれぞれの形で活躍できる組織を目指したいですね。
小山:一人ひとりの力を引き出し、全員で目指す姿を実現していく。そのためにどういう環境やマネジメントが必要なのか、今回の研修を通じて改めて考えるきっかけになりました。
組織づくりは日々の積み重ねですが、メンバー全員が力を発揮できる場づくりを、これからも大事にしていきたいと思っています。

今回のインタビューにご協力いただいた、平原さんと小山さん
EVeM HERO INTERVIEW
インタビュイープロフィール
株式会社Bloom
代表取締役
平原 俊幸さん
コーポレートチーム マネージャー
小山 絢子さん
※役職は2025年5月取材当時のものです。
Bloomについて詳しく知りたい方は、下記からご覧ください。
▼Bloom
https://www.blm.co.jp/
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